「メグルカグプロジェクト」事例紹介|大崎町立大崎中学校
「メグルカグプロジェクト」とは…
「メグルカグプロジェクト」は、小学校から廃棄予定となっていた大量の机・椅子をリユース・アップサイクルしていただく方々を募集し、実際に再利用をしてもらうプロジェクトです。
昨年度募集記事:「メグルカグプロジェクト」始動!廃棄予定の椅子と机をユニークなアイディアでアップサイクルする団体・個人・企業を募集!
事例1:「メグルカグプロジェクト」事例紹介|山中醤油株式会社
事例2:「メグルカグプロジェクト」事例紹介 N. garage(エヌガレージ)
事例3:「メグルカグプロジェクト」事例紹介 川森鉄工所
事例4:子供向けリペアワークショップを開催しました
※個人情報保護の観点から一部の写真を加工しています。
昨年度の実施の結果、教育機関や児童福祉事業者からのニーズが高いことが明らかとなったため、本年度は教育機関や児童福祉事業者を中心に提供を行いました。
そして今回は、大崎町立大崎中学校(以下、大崎中学校)の事例を紹介します。
大崎中学校は大崎町内で唯一の中学校です。
学校の机、椅子が不足しており、教育委員会に相談した際に本プロジェクトを紹介されたことが応募のきっかけです。
無償での提供であり、十分使用が可能な家具であったことが、導入の決め手となりました。
大崎中学校では、鉄パイプと木でできた机・椅子が使用されています。ただ、本プロジェクトの机・椅子が全て木材でできていることに惹かれ、音楽室で使用するという当初の計画を変更し、5クラスある特別支援学級で使用していただきました。
その結果、特別支援学級があたたかな木の温もりに包まれ、落ち着いた雰囲気になり、大変満足していただけました。
最後に
メグルカグプロジェクトでリユース・アップサイクルにつながった家具たちは、本来は解体され最終処分されてしまいます。しかし、欲しいと思う人のもとへ家具が渡る機会があれば、まだまだ活用可能な家具はたくさんあります。
本プロジェクトが、ものづくりをする方やデザイナー、教育現場の方々などにとって有益になるとともに、廃棄物の削減と資源の活用法を見出す、ひとつのきっかけとなることを目指します。
(文・アシスタントディレクター 髙橋知成)
プレスリリース
クレジット
ご協力いただいた方々
大崎町立大崎中学校
校長 吉留雅樹様
教頭 中尾零士様
特別支援学級の先生および生徒のみなさま